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【心理士に相談】子供を怒る時

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 いつからか子供を叱るようになる。自分がおなかを痛めて必死で産み、何しててもかわいい、何もしてなくてもかわいい子供を叱る。こんなカワイイ子供を怒る自分が想像出来なかったし、寝返り出来た!ハイハイした!歩いた!という日々奇跡の連続で胸がいっぱいのこの小さい子供が私を怒らせるようなことをするなんてありえない、と思って過ごしていたのに。私は基本的に『命にかかわらないなら怒らない』をモットーにしているが、それでも全てをニコニコで過ごす、なんて仏のような親にはなれない。私は仏じゃなくて人間だから。沸点は高い方だと思うけど。

 

 子供を叱る時に「しつけ」として説教している、という親は多い。”怒らない育児”なんてただの理想論だと思うが、とにかく怒ることのメリットは少ない。

 

怒ると体力使う

私がとにかく思うのは「怒るってすごく疲れる」ということ。2児いるので、2人ともに怒っていたら疲労は2倍になる。怒る度合いや方法によっても違うと思うけど、とにかく疲れる。疲れるから怒らない、というのは違うと思うけど、違う方法で”しつけ”をすることは十分できる。違う方法の方が効果的だったりすると、怒ることが時間や体力の無駄だったりする。他にも体力を温存しておかなければいけないこと(家事とか)がたくさんあるので体力を無駄に消費するのはやめたw

子供は親を見て育つ

子供が問題解決をする時に顕著にあらわれる。私は最近幼稚園でよく目の当たりにする。子供同士で話し合って解決している子もいるし、すぐに手が出てしまう子もいる。家庭の問題解決方法がそのままこうした子供の世界で繰り広げられるのは、子供がその方法しか知らない、その方法が問題解決に適していると判断するからだと思う。子供同士の問題だから、とは言ってもやっぱりすぐに手が出る子からは離れたがるもので『おともだちみんなと仲良くしよう』と子供には言っても「子供が傷つけられたらいやだな」と親も正直少し距離を置きたいと考えたりもする。その子は悪気がないとしても、やっぱり”それなら仕方ない”と割り切ろうとするが何かは心に残るもので。理想は「手を出すのはよくないことだ」と子供が理解をして、他のお友達にもそれを伝えることができたらいいなと思う。正直、子供に向けて発する「おともだち」というのは本当に仲のいい友達は名前で呼び合うので「よその子」をいうことがほとんどだと思う。

先日、幼稚園の滑り台で息子のお友達が下にいて、他の知らない男の子が滑り降りてきて息子のお友達の頭に着地をした、という出来事を見ていた。お友達はあまりリアクションをしておらず、降りてきた男の子も特に謝るもなし「どけて」とかも無かったですが、うちの息子がその男の子に近寄り「だめだよ!」と声をかけたところ、その男の子から頬にゆっくりパンチを受けていた。本当にゆっくりだったので多分その男の子もとっさに手が出たけど悪気があるような雰囲気で。息子には「やりかえさないでほしい」と祈るというか念を送るような気持ちで見守っていたが、結局息子は私の方をチラっと見てそのまま男の子には何もせず、頭を蹴られたお友達のところに駆け寄って「大丈夫?」と頭をなでていたので、私はホッとした。

 子供達が集まる場所では必ず子供同士のトラブルが起きる。親がどう介入するかはトラブルの程度によるが、出来れば子供同士の間で解決したい。「私には関係ない、自分たちで何とかしてくれ」という切り離す気持ちではなく、本人同士の問題を親の問題にするべきではない、ということ。案外子供はそんなに気にしてないけども、親ばかりが引っかかっているケースもある。ただ、子供は気にしてないだけで傷ついた事実はあるのだからそれはフォローしてあげたい。そしてそういった対応をすると、次は子供が他の子供へ同じ対応をする。そういう方法を親から学ぶから。

 

子供への対応は未来の自分に返ってくる

これはテレビ番組で講師の方がチラっと言ってたのを少し聞いただけなので、正しい内容の解釈かどうかはわからないが、多分「どうしてお片付けできないの!?」と怒鳴るセリフをそのまま私がおばあちゃんになったら子供に言われそうな気がする。おばあちゃんになった私は何故片付け出来ないかの理由付けをするんだろうけど、「あとからやろうと思ってた」「また後で遊ぶのになぜ片付けるのか」「そもそもこれが定位置だ」「手伝ってくれないと片付けられない」などあるのかもしれない。

鼻をつまんで目を細めて「おぇぇぇ、、、」と言いながら子供のオムツを変えている親を見たことがあるが、私がおばあちゃんになって同じことされたら傷つく。でも私のように子供のおしりをずっと触って「無限おしりじゃー!かわいいー!」とモミモミしているのも、想像すると恐ろしい。

怒ってでも問題解決したい場合もある

もちろん怒って”危機感”を感じさせることは重要だと思う。例えば道路に飛び出す、室外機の上にのぼる、など命の危険がある場合は、とにかく危険だということを本人にわかってもらわなければならない。「道路に飛び出ると車が急に来て轢かれて死んじゃうよ」「室外機の上にのぼってベランダから落ちて死んじゃうよ」という説明を子供は聞いてくれない。”死ぬ”ということがどういう位置にあるのかがまだ伝わらないから。理解の早いお子さんもいるとは思うけど、バイキンマンは毎回出てくるし、孫悟空ドラゴンボールで生き返るし、”痛いんだよ”と言ってもまぁこけて痛い?注射が痛いくらい?などでそこまで重く受け止めてもらえない。それはもう怒鳴ってでも危機を知らせて、『痛いからやらない』というより『怒られるからやらない』と思わせてもいいのかもしれない。命、大事だし。

 

 

 怒らずにちゃんと話を聞いてもらおう、と子供の両肩を持って自分に向けると、子供が全く目を見ないことがあった。テレビを消したり周りを片付けても、ただ動いている時計の秒針を見ている、という時もあった。「ママの目を見て」「こっち見て」と言っても全く目を合わせない。

 これについて検診の時に相談したら「嫌なことから目をそらそうとするのか子供です」と回答された。あぁ、そりゃ当然か。子供だからっていうか人間だからそうなるか。納得。しかし、話の途中でよそをむいている姿を見るとやっぱり「話を聞いていない」と思ってしまうもので。こうなれば大きな声で話す、とか、優しく話しかける、とかどうやっても聞き入ってくれない。

 コツとして「廊下に出るといい」と言われた。うちには廊下がないので階段とかに一度出てみるようにしている。興味がわくもの、動きがあったり刺激になるようなものが無い場所に行くといいらしい。

 「うちはトイレに閉じ込める」というママ友がいたが、うちの場合はトイレにいろんな装飾を施しているから意味ないだろうな、、、と思うし、説教部屋がトイレや風呂というのは生活に支障をきたさないのだろうか。今度聞いてみようと思う。漫画では押し入れで反省させる、などもあるが、「こんな悪いことしたらこんな風に暗くて怖いところに入れられるよ」という戒めに使うというよりは、暗くて刺激がないところだとそういう恐怖症でないかぎり逆に落ち着くのではなかろうかと思うけど、それは私が幼少の頃、押し入れで寝るというドラえもんスタイルだったからだと思う。