今朝、息子を教室まで送っていく途中の階段で座り込んでいる息子のお友達がいたので声をかけたらとても悲しいネガティブ発言をしていたので少し落ち込みました。
うちの息子もなかなか教室に行けないんですよね。幼稚園につくまでは準備も早くすんなり自転車に乗っていけるんですけど、幼稚園についたら30分ほど園庭で遊んでいつもギリギリ、もしくは少し遅刻気味で教室に向かいます。私が手を引っ張って連れて行く時もあるし、「○○くんのママと一緒じゃないとやだ」と言い出すのでママ友にお願いしたり。
今日も例のごとく園庭で遊んでやっと教室に向かいだしたので、手をつないで教室まで向かうと、階段にお友達が座って泣いていました。お友達のお母さんはさっきまで靴箱で見送っていたので私もあいさつをしたとこだったんですが、お母さんの姿が見えない階段で足を止めたようです。うちの息子はさっさと教室に行ってしまいましたけど。なのでそのお友達に声をかけてみました。
「教室行かない?」
『絶対行かない』
「そうなのか。先生に迎えにきてもらう?私と一緒に合体(手をつなぐ)して行く?」
『いい。もうやだ。おうちに帰りたくない』
「そか。じゃー○○(息子)くんちにくる?」
『いい。ボク死ぬんだ。』
と聞いた途端フリーズしてしまいました。すると階段の上から子供達の声がして、同じクラスの子供達と担任の先生が降りてきました。
「あー!すいません!ありがとうございますー!もう大丈夫ですー!」
と声をかけられたのでそのままお願いしましたが、そのあとの様子を見ていてもそのお友達は先生に同じようなことを言っていました。
先生はこういった事も受け止めて仕事しなければいけないのか。
先生がどのような対応していたのか、見ていたかったですが他の子供達に声かけられて聞き取れませんでした。
5歳でそういった発言というのはとてもツラい。うちの息子も自身の「生」とか「死」ってあまりわかってないような気もしますが、飼っているカブトムシやクワガタが死んでしまったりしているので「死ぬ」という言葉自体は出てくるのも不思議ではないとは思うんですが。2歳半の娘からはそういったワードは全く出ません。
今回考えたのは「死ぬ、という発言をする子供」の背景を心配する、というものではなく「子供のネガティブ発言に対する対処」です。
そのお友達の環境がどうとか、幼稚園で何があるのだろうか、とか気になることは気になります。でも私に出来る事があるのか、とか考えた時に、「先にポジティブな声かけをする」、これしか今出来ないような気がしました。フリーズしてしまった自分を悔やみます。だから今からそのお友達に会った時は先に声をかけてみようと思います。