横浜市での集団療育の様子を綴っております。
今回から集団療育がスタートしました。
しっかり自分用にレポートをまとめる。
子供が集団療育をする部屋には2つのカメラがありその様子を保護者は別室でモニタリングします。なんか観察していると「バラエティのモニタリングしたりするのはこういう気持ちなのか」とタレント気分になったり、そういえば息子が寝返りうってる時期の頃はスケート用に使っていたGoproをベッド脇に設置して、専用アプリをインストールして携帯で様子を見ながら家事やってたことありました。
真似できそうなことはかたっぱしから取り入れようと思い、いろいろ先生に質問してみたりしたんですが、やっぱり自宅(借家)の限界がみえました。例えば、遊ぶスペースを仕切って、その遊ぶスペースに入るには先生から貰った”切符”がないと入れない仕組み。これはいいなーと思うんですが、結局居間だと狭いし子供部屋だと目が届かなくなる。ま、うちは子供部屋なんてないですけど。ちなみに施設では”遊ばない時は遊びスペースへの入口をパーテーションで隠す”という、さらに部屋が狭くなりそうなアイテムもあったりします。「まぁ部屋に鍵をかけるようなものです」と説明されていました。ほ、ほう、、、。
「ご褒美におやつをあげるのと、罰としておやつをあげないのとでは、どっちが効果的でしょうか」と心理士に質問したら、「どっちも効果的でないので、おやつは時間を決めて食べたほうがいいです」と言われました。くそ!ガリゾーだっていつも「おやつなーし!」って言われてるのに!結局私がお菓子食べたいから一緒に食べちゃうけども!
年少~年中の年齢のグループで、息子は年中ということもあり、比較的落ち着いて過ごせたように見えました。幼稚園にすでに通っている、というところもあると思いますが。あとは、プログラムの数が多く、「バタバタして焦ってパニックになるのではないか」と心配していましたが、プログラムの内容がまだ簡単なものだったこともあり、本人もパニックにならずこなせたのかなと思いました。成功体験を積むことが大切だと説明されていました。
同じグループには多動のお子さんもたくさんいて、ソワソワしている様子が見られました。息子は状況把握がゆっくりである(遅いとか低いとか出来ないという言い方をせず『ゆっくり』という言葉を使うらしい)ので、『お友達の動きにつられたり、座っていないといけない場面でじっと座っていられない』と幼稚園で言われましたが、この日はしっかり座っていました。なんか、、、ホッとしました。こういう時「自分の子が一番しっかりしていなかったな。うちの子だけバタバタしてるわ」と思うことが多かったので。本人が成長しているのだと実感。超頑張ってるなーと感動しました。
ただ、こういったセミナーや活動に参加すると、以前まで「それが子供だ」とか「集団行動が苦手とか、そりゃ苦手な大人もいますから!幼稚園の集団行動は幼稚園で慣れてもらうしか、自宅では何も出来ないよ!」とかいろいろどうしたらいいかわからなかったんですが、『そういった考えは全て後回しにしている言い訳だな』と思うようになりました。実際息子を療育に通わせることももっと早く行動できたのに「もう少し様子を見てみます、なんとかなるかもしれないし」っていう繰り返しで結局今反省していますからね。その反省を生かして、「出来ることは全部やる。すぐやる。」ことにしました。
療育は”リハビリ”ではなく”更に丁寧な育児”だと思います。子供を教育するのではなく、親の自分がかわっていける知識やアイデアがたくさんあります。
課題図書が増えました!チェックして読まねば!