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【息子4歳10か月】イヤイヤ期とどう向き合うか

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もうすぐ5歳になる息子が「やだ!」というようになりました。

例えば「お風呂入るよー」『やだ!(といいながら服を脱いでいる)』とか、「ご飯食べるよー」『やだ!(と言いながら自分のスプーンなどを準備している)』など。

 

『イヤイヤ期』が一体どういうものなのか、私は全く目の当たりにしたことがありません。いわゆる何でも嫌がる、というのであれば、うちの息子はそりゃそれなりに嫌がることもあるけど、全部を「いや」というわけでもないし、自閉症スペクトラムと診断されたのでイヤイヤ期っていうよりもそっちだろうなと思ったし、「イヤイヤ期めっちゃつらかった」というママさんもいるし、「うちはイヤイヤ期全くなかった」というママさんもいます。『イヤイヤ期は立派な子供成長』と唱える先生もいますが、やっぱりイヤイヤ期がしんどくて育児に悩むくらいなら「イヤイヤ期全くなかった」と言える生活を送る方が安全安心、その、ドタバタしてたら終わった、みたいなのが無くていいですよね。忙しいのは忙しいですけど、忙しさの中に気遣いや気配りが出来るか出来ないかで多分子供との信頼関係って変わってくるんだろうな、と思います。想像です。なのでまぁうちは「イヤイヤ期があったかどうかといえば、あったのかもしれない」という回答でした、今までは。ただ、現在息子が「いやだ!」「やだ!」と言葉を覚えて連呼するようになったので、私は今がイヤイヤ期なのだと設定することにしました。

 

 例えばお友達とのおもちゃの貸し借りで、まずは「貸して」「いいよ」と承諾や許可を得る練習を半強制的に行います。おもちゃはみんなで仲良く遊ぼう、というのがマナーだからです。無言で人のものを取ってはいけない、こんな小さい頃から犯罪防止の教育をするのですねー。

 そして少し大きくなると『貸してと言われても貸したくない』という気持ちが出てきます。そこで「嫌な時は無視するんじゃなくて嫌だということを伝えよう」と教えるわけです。

 なのでうちは、息子が「いやだ」と言い出した時には一つの成長だと喜んでいたのも束の間、何かと「いやだ」を連呼。それが進化して今は「やーだよ!べー!」と舌を出すようになりました。こ、これはいったい、、、。

 エピソードだけ聞くとかわいいチャーミングな返し方に聞こえますが、これが毎回毎日続くと、「これ、絶対ナメてるな」とか「おちょくってんな」となります。情けない、、、けど、仕方ない。イラっとするもんw

 

 

 ミッションをクリアしないわけではないけども、先に一旦拒否をするようになり、どうせ後でちゃんとお風呂にも入るし、ご飯も食べるので気にしなくてもいいんですが、とにかくまず「やだ!」と言われるのに疲れてます。

 

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※いらすとやさんからイラストをお借りしております。どんだけピンポイントで素材あるのw

www.irasutoya.com

 

「子供ととことん向き合う」とか「子供の本当に言いたいことに耳を傾ける」など、育児には恐ろしい正論があります。こわいこわい、正論とは凶器です。こんなの毎回毎回「どうしていやなの?」「ほかに何かしたいの?」「ママ、一緒に〇〇(息子)とお風呂入りたいな~寂しいな~」とか仏のような問いかけ出来ません。

 

 もちろん息子の気持ちもわかります。まだ遊びたいのだろう、とか、もう眠くて機嫌悪いんだろうな、とか。そういえば子供って眠い→機嫌悪くなる→泣く→余計疲れる→眠い、の無駄なスパイラル入りますよね。赤ちゃんの頃からですもんね。

 その他”お気に入りワード”というのがあって、今自分の中での一押しの言葉が突然出たりもします。息子はよく見る動画の誰かのセリフを日常に仕入れていたり、それを真似て実際おままごと遊びで持っている人形にそのセリフを言わせたり。人形のマネして「早くお金もってきて!」と連呼してる時は切ない。

 

 もちろん全く息子とのやりとりを放棄したわけではなく、気持ちに余裕があれば「なんで嫌なの?おなかすいてないの?」とか「でもお約束したやん」とかいろいろな角度から反応をうかがってみるんですけど、そんな余裕が全くない日、無いタイミングの時は

 

「そか。」

 

 と言って、私は娘をつれてお風呂に入ったりご飯を食べたり、息子を待たずにミッションに進みます。すると結局「行きたくないよー食べたくないよー」と言いながらお風呂入ったり食べたりします。でも絶対言わない。「結局入るくせに」「最初から食べとけよ」とか、絶対言いません。「遅くなったから急ごう」とせかすことはしますけど。

 

 とにかく、悪い印象で終わるやりとりはしない、と決めました。最後に一言が言いたくなる、でも言わない。

なので言ってしまうくらいなら無言の方がいい、と私は思っています。

結局最後に言ってしまう悪い印象の言葉は息子にも私にも良いイメージのやりとりではなくなるし、”言葉”そのものが息子の頭にインプットされるからです。

 いずれどこかで覚えてくる言葉かもしれませんが、それはこんな風に常習化する言葉ではない、ということを知ってもらいたい。そのために意識をして聞かせないようにしたいと思います。もっと有意義な言葉をもっと取り入れてもらいたい。

 イヤイヤ期というのは得たいの知れないもので、何でイヤって言ってるのかをよく見ていたら「自分でやりたかったのか」「○○があったから」などイヤな理由や原因についての話が出来ます。向き合うという、まぁこういう話はいろんなところで出ているので割愛。

 私は結構仕返しというか、息子に「おしり見せて」と言われたりするんですけど、息子と同じテンションで「やーだよ!」と返します。時々ですけど。もちろん衣食住に関わることを拒否はしませんが、何かめんどくさいなwって思ったことを言われた時に息子の真似します。

 

 息子に限ることかもしれませんが、「いやだ」と思ってなくてもなんか口走って言ってしまうこともあります。本当は何を言いたかったのか、返事のような感覚で言ってしまっただけなのか、というのをよく観察するようにしています。本当にめっちゃ見ます。沈黙ですけど。

 

 あと、癖もよく吸収します。私が椅子に座り用事をしていて遠くから息子に呼ばれて「よっこらしょ」と腰をあげた後日、電動アシスト自転車で2人乗りをして坂道をのぼっている時に「ママー!頑張れー!よこらしょー!」と叫ばれました。

 

 

 育児は本当に難しい。今もニュースになることが多いですけど、本当にそれが躾なのか、教育なのか、脅しになってないか、親の都合じゃないのか、自分の八つ当たりなんじゃないか、子供に伝わらない言葉をわざと選んでののしってないか、とか。

 もちろん私も毎日「こういう時はこんな言い方してもいいかな」とか「あんな言い方して良くなかったな」とか「次はこういう対応したら効果はあるのか」と、予習→実践→復習→課題の連続です。なので今回の「悪い印象の言葉が出そうになったら無言になる方がマシ」というのも、「あれは間違っていたかもな」となります。わりとすぐに。でも『命にかかわることでなければ大抵の事は大したことじゃない』を柱にして今日も頑張って息子や娘と向き合いたいと思います。

 

 またこういう育児の方針をあまり決めずに何となく過ごすよりは夫婦で共有するというのはとても大切だと思います。うちはすぐメモに書いたり記録に残すのが癖なので、そういった教育方針や家訓などをいつか壁に飾ろうと思っています。確認することで食い違う教育をしないようにすることや、お互いを監視(?)しているような気持ちになります。うちは幸い旦那がそういう話をちゃんと聞いてくれていろんな情報も持ち帰ってくれたり調べてくれます。ある程度自分たちのルールを決めて、他の情報も鵜呑みにしない程度に参考として取り入れたりします。子供の事についてはやっぱり私の方が関わっている時間が長いので、同じテンションで育児方針を語るのは難しいとは思いますし、旦那は私の気持ちや私のやり方を極力優先してくれているようです。

 細かいことでもメールや写メして行動などを連絡しています。一緒には過ごせないけどもリアルタイムで成長を見れる時代です。

 気が付いたら子供はこんなに大きくなっていたなんて寂しい話ったらないですよ。これだけずっと一緒に過ごしている私でさえそう思ってしまうくらい子供の成長早いのに、そんなの全く見れない旦那なんてもっと置いてけぼりくらっちゃいますよ。でもケンカした時は全く連絡しません。私が独り占めしますw