大人が読んでもおもしろい絵本は永久保存版として購入後、すぐに補修補強にとりかかります。
うちの絵本コーナーです。
リビングに置いてあり、いつでも読めるし、小学校高学年になるまでは毎日必ず一冊は読むことにしています。
カバーをつけたまま読むのが困難なので読むときにはカバーを外して読んで、そのまま棚に戻す、カバーはどっかいく、本体がどんどんボロボロになっていく、そんな流れです。それを未然に防ぐために毎回必ず補強作業を行います。
準備するもの
1 対象になる絵本
2 カッターナイフ(ハサミでも可)
3 カッターマット(無印良品:方眼があると作業しやすいです)
4 定規(私はほぼ使用しませんけど)
5 カバーテープ
6 洗濯クリップ(あった方が仕上がりきれいになります)
作業手順
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表表紙(おもてひょうし)と裏表紙
カバーを外します。
せっかくのイラストもこの後カバーで隠れてしまうので少し寂しいです。
後部も同様に隠れてしまいます。寂しいけど仕方ない。
まずは長さを図ります。一応定規をあてていますが、カッターマットに目盛りがあると便利です。
またこのカバーテープにも目盛りが入っていて便利です。
上下1センチあけてカットします。
横幅が分厚いので縦に半分にしています。分厚くても問題はありませんが節約です。
どっちからでもいいんですが、表表紙から作業することが多いです。ここでクリップを使いカバーと本体を固定します。必須ではないですけどあると失敗しません。
だいたい上下1センチ開けたところに、丁寧にテープを貼っていきます。ここでの作業が後の作業および仕上がりにかなり影響するので、やっぱりクリップは必須かもしれません。マステで固定でもいいかもしれません。表表紙側は完成。次は裏表紙側に行きます。
表表紙と位置をかえてクリップを止めました。下側をそろえて固定するのでこの位置の方が作業がしやすかったです。そして残りのテープを表表紙同様貼ります。
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上部分と下部分
表裏表紙に各2センチの余白を持たせてカットします。目盛りがあると便利ですよね。ここで2枚カットして、下側部分に貼るテープも一緒にカットしておきます。
2センチをはみださせ、折り返しも視野に入れてイメトレします。
いきなり全部を剥がすと危険なので、先端部分を4センチほど剥がしてから、本体に合わせます。このカバーテープの優秀なところは失敗しても丁寧に剥がせば何回もやり直せるというところです。ただし、とても神経を使うのでできれば一発で成功させる勇気、そして少々斜めになってもいいやっていう心の余裕が必要です。
一気に上側を貼っていきます。絵本は閉じた状態で貼るのが良いです。カバーテープやカッターマットの目盛りがあるのでそこまでズレたりはしてなさそうです。
節約のために、上部分と下部分を、表裏表紙の時と同じように半分の太さにカットして貼った場合は浮いてきがちです。
背の部分に切れ込みいれます。
この部分は本体に折り込めないのでカバーと本体の中に入れます。ちなみに
まっすぐに切り込みを入れるより台形の方が後々きれいに仕上がる気がします。
テープの角をカットします。45度の角度でカットすると失敗します。なぜなら
側面を折り込んでから上部分を折り込むと重ならないからです。おそらくこの先、横部分がはがれてくる可能性があります。
ちょっと緩めの角度でカットするとよいです。
最後に折り込みます。コツは全体を上に引っ張りながら一気に倒していくという感覚です。左から少しずつ倒していくとシワが入ったりします。
シールが重なるとはがれにくく、また90度以下の角があると引っかかってはがれやすくなるとおもいます。
カバーテープの紹介
愛用しているカバーテープです。
目盛りもあり、幅もちょうどよく、貼った直後に貼り直しが可能(被着体によってはできなかったりするらしいです)だったり、とにかく便利です。絵本だけでなく子供のアルバムなど長期保存したいものにもおすすめです。
シートタイプやロールタイプなどサイズの大きな姉妹品もあるんですが、扱いや保管が難しかったので箱で保管できるこちらのテープタイプが私にはちょうどいいです。