手書きで心を整える

心の整理と計画のための手帳活用法

子供のお絵描きでお話をつくる『あさかぜ号の出発』

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今月の息子(10歳)の絵に1000文字以内でお話を作ってくださいとChatGPTにお願いしました。

 

 

 

4月10日、午後5時47分。ぼくは東京駅のホームで、特急「あさかぜ」の発車を待っていた。ずっと楽しみにしていたこの日。ぼくが描いた「あさかぜ」のヘッドマークの絵を、大事にリュックにしまいながら、胸の高鳴りが止まらなかった。

あさかぜ号は、昔ながらの特急列車。今ではなかなか見られない寝台列車で、夜のうちに走り出し、朝になるころには目的地に着いている。名前の通り、「朝の風」のように静かでやさしく、そして遠くへと連れていってくれる列車だ。

「17時47分、まもなく発車します」

アナウンスの声とともに、列車のドアが閉まり、ゆっくりと動き出す。窓の外には夕焼けに染まる東京の街。ぼくはシートに座って、手の中の切符をぎゅっと握った。

車内は静かで、レトロなランプの光がやさしく照らしている。カタン、コトンという音が心地よく、しばらくすると、ぼくは眠ってしまった。

夢の中で、あさかぜ号は雲の上を走っていた。星のきらめく空をすりぬけ、風と一緒に走っていく。ぼくの描いた「あさかぜ」のヘッドマークも、キラキラと光っていた。

朝、目が覚めると、外はすっかり明るくなっていて、列車は山と海の見える町へ向かっていた。

ぼくは心の中で思った。「また、あさかぜに乗りたいな。」

そして次の旅の夢が、もう始まっていた。