【ADS】パターン化すること

 5歳になった息子が自閉症と診断されたのは今年の3月でした。

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当初から今も、息子は電車や新幹線が好きですが、こういった”規則正しく同じものが並んでいる”ことや”時間通りに動く”などが安心で好きなのも自閉症によくみられるらしい。ただ、自閉症だから電車が好き、というわけではない。もちろん電車が好きだけど自閉症じゃない人もいます。

 

自閉症スペクトラム障害」そうか、障害なのか。

と言っていても仕方ない。あとからわかることですが、ADS(自閉症スペクトラム障害)は軽度ー重度などの数値は出ずに、「障害かそうでないか」と診断されます。

 ちなみに知的障害はテストによりB2→B1→A2→A1と重度と診断されます。

さきほど書いた通りADSだからこういった症状がみられる、というのではなく、こういう症状だからADSの要素を含む、という、案外グレーゾンが多かったりします。うちの息子もこういう行動はADSっぽいけど、ADSによくあるこういう行動はうちの息子には当てはまらない、ということも多々あります。

 そして、うちの場合、生活習慣の中でそこまで苦労していないんですよね。育てやすい、とは言いませんが、育てにくいと感じたことはなく、まぁ大変だったことはありますが「子供はこんなもんか」と思っていた部分もあるし、いまだにあの時の大暴走がADSと関係したかはわからない。けども、ADSだとわかっていたらもっと早くうまく対処出来たんだろうなーと思ったりします。だからこそ今はそういった本を読んだり人から教えてもらったりして、対応も早く出来るようになったし、気持ちも落ち着いて見守れるようになった気がします。

 

 つまりADSによくある『対人コミュニケーションが苦手』『予測できないことが苦手』『感覚の偏り』など言われますが、『パターン化すると安心する』という特性があるらしい。これは知りませんでしたが、幸運なことに私はパターン化が好きなんです。

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 つまりこういうことですよね。

 オープンドクエスチョン(回答が無限にある質問)だと全く答えられない息子に、毎回クローズドクエスチョンするのも煩わしくなったのがきっかけでしたが、この方法はお互いにとって良い方法だったのかもしれません。

 例えば息子に「今日何が食べたい?」と聞いても、いろんな選択肢があるので答えられない。まぁ「お寿司が食べたい」という信念があれば毎日寿司でもいいんですけど、そんなに希望もなく、特別食べたいものも特にない、という場合に質問に答えることが出来ないんだそうです。それを「今日はハンバーク食べたい?」『うん』「おみそしるも食べる?」『いらない』と2択にすると答えてくれます。

 これを毎日やりとりは大変ですw 希望が数分後変わる可能性もあるので私はこのクローズドを料理後「食べるか食べないか」にスライドさせたということです。出来るだけ息子が食べられるものを献立にいれていますが。

 

 こういうのを一度作ってしまうと、献立を考える時間や買い物の時間や毎日の料理している時間をかなり短縮できます。ほとんど失敗しないので食材の無駄もありませんし。予算も決まるし、『適当に買い物してたらめっちゃお金かかった』なんてこともありません。あと、毎日料理していますが、料理が好きなわけじゃありません。食材を使い切るとか、計画通り料理を作って次の買い出しまでに冷蔵庫を空にすることがストレス解消になっているだけです。旦那さんが料理したいと申し出てくれたらすぐ譲ります。

 

 こういったパターン化はとても楽です。「几帳面だね」「神経質」と言われることもありますが、んー、ちょっと違う気が。几帳面は大さじ1をちゃんと計量スプーンで摺り切るイメージですかね。神経質は大さじ1をグラムで測る人、パターン化する人は大さじ1を最初から袋分けしている人じゃないですかね。うちは良く使う液体調味料はこれです。

 しょうゆ、酒、みりん、ごま油はこれで管理しています。あら、料理の話になってしまった。

 

 今、息子の言動などで一番パターン化されているのは娘とのやりとりです。

息子「〇〇(娘)ちゃん!これやったらダメだよ!わかった?」

娘『わかったー』

息子「えらいね」

 

 私も息子との会話では、出来るだけ良い印象で終わるヤリトリを心掛けています。語尾に愚痴を言ったり、「もういいわ」「もうママ知らんから」などと聞こえるように突き放したりはやめようと。無意識に出ているかもしれませんがw

 そういうことが自然と息子に伝わって、息子と娘のやりとりに生きているなら私はとても嬉しいです。自分の手柄にしていますが、本当は息子が全然知らないところから学んできたかもしれません!それならそれでいいですけど。

 『パターン化』と聞くと一定で進歩ないような印象ですが、まずは『良いパターン化』は根源になるような気がします。「ごめんなさい」からの『いいよ』、「ありがとう」からの『どういたしまして』、こういったものは強制的ではありますがパターン化としては良い行動だと思います。そのあとから、「ゆるしてあげない!」とかになるならそれはそれで本人の成長なのかと。