【はてなブログ】『目次』ツールを使った記事

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もうすぐ新元号になります。平成にやり残したこと、、、はてなブログの使ったことないツールを使うことだ!ということで、得意分野の恋愛ネタを目次ツールを使って書いてみたいと思います。めっちゃヒマな人だけ見てってください。私はめっちゃヒマです。

 

 

 

 

 

心は奪われない

 

「ゲーム機を返せ。」

 そう正雄に言われた。

 同棲する気もない私の部屋に長く滞在するようになった正雄は携帯の充電器や歯ブラシなど、生活に溶け込むように日用品は置き、そして最新のゲーム機を置いた。

 彼氏は欲しかった。でもずっと一緒にいられない性格だった私はそこまで彼にのめりこむことができなかった。もしかしたら彼氏が欲しかったわけでもなかったのかもしれない。”彼氏欲しいけどモテない”という自虐に自分がハマっていただけかもしれない。モテないというのは本当だけど。違うな。出会いがSNSだったというのが安易だと自分で思っているからだ。趣味のコミュニティで知り合いになったのだが、それが始まりだというのが自分的に認めたくないのだと思う。

寂しいけど寂しくない

 仕事が楽しい、というわけではないけれども時間通りに職場に行き、自分のやるべき仕事をこなし時間通りに終わらせることが出来る、そんな流れを自分はつまらないとは思わなかった。むしろペース配分が出来ることに安心した。給料は一人暮らしが出来るにはもう少し欲しいというのが本音だったがコツコツ貯めて少し大きめのテレビを最近購入したところだった。

 そんなテレビ横にある正雄が持ってきたゲーム機の違和感が残った。自分の部屋に見慣れない物体が置いてある。テレビを見たりパソコンを見るだけでも時間が潰せた。私はゲームをしないのだ。まるで私の場所を侵食するような、存在をアピールしてくるような。

 仕事中にメールがくる。正雄からだった。『今日は何時に終わるのか』と。2、3通同じ内容のメールが来た。あぁ、めんどくさい、、。きっちり就業時間に会社を出る。ゆっくり買い物も出来ず、急いで帰宅すると部屋の前で座り込んでいる人が手に持つ携帯画面が顔を照らしていた。正雄だった。あぁ、めんどくさい、、、。私の気持ちはだんだんしらけてきていた。ただ、「付き合おう」「付き合って下さい」という約束をしていない。「別れよう」というのは妥当なのだろうか。

出会いがSNSなら終わりもSNS

 その日はすぐに訪れる。SNSで見つけるのだ。正雄のブログに”私の買ってあげたゲーム返して”とコメントする女の人がいた。きれいなネイルの写真だ。まさか母親がこんなネット上に?いやいやこれは完全にアウトだ。どんな関係性があるか説明されようが、とにかく私には”もう会いたくない”という気持ちしかなかった。真相を確かめようとすら思わなかった。そんなゲーム機がうちにあると思うだけで吐き気がした。

 『もう会いたくないです 部屋にも来ないでください』

突然敬語になることに加え、句読点すらも使わないことで本気度をアピールをした。これは私が勝手にそう思っているだけなので伝わらないかもしれないが、ここで怒っている絵文字など使うわけない。私はもうメールの返事すらいらないと思った。

 すぐに既読になり、返事がくる。あぁ、めんどくさい。メールの内容を見ずに放置した。既読にして返事をしない、いわゆる既読スルーよりも「さっきメールしてきたんだから返事に気付かないわけないのに既読にならない」というもっと相手にダメージを与えたい、とすら思った。

 次の日もメールは来た。仕事の昼休憩中に携帯を見ると画面には受信した最新のメールの最初の部分だけが表示されている。これだけは見ても既読にならないからだ。謝罪のような内容らしい。あぁ、うんざりする。相手が悪いのではない。こんな気持ちにしかならない自分に、だ。ほんと、自分には向いてないんだな、と落ち込む。

 仕事終わりに携帯を確認する。

「ゲーム機を返せ」

そうか。やっと諦めてくれた。少しホッとした。勝手にゲーム機を置いたくせに、とかややこしくしない。ただ会いたくはないので郵送することにした。もちろん送り主の住所には”同上”と書くことも決める。以前一度だけ遊びに行った場所を思い出し地図アプリで住所を調べる。こんなストーカーのようなことをするとは思わなかった。自分が少し怖いなと思った。

 仕事から急いで帰宅、ゲーム機を新聞紙などに包んでダンボールに詰める。ついでに携帯の充電器も入れた。それ以外は全て捨てた。箱を閉じてテープで止めた。そしてコンビニへ持ち運び少し高い送料を払って終えた。終わりにする、というよりも無かったことにしたいとまで思った。

心までは奪われない

 その夜ぐっすり寝た。あぁ、やっとスッキリした。連絡先を消して、アカウントを拒否。長い付き合いではなかったし、ネイルの女もいるのだから、あんまり変なことしないだろう。いったい何がしたかったのだろう、正雄も私も。でもまぁいっか。明日は休みだし、のんびりテレビでも見よう。

 そして朝遅めに起きて、気づく。テレビが無い。

 

 

 

なにこれ!!!

 久々にどうでもいい文章書いてて楽しかったです。